不登校傾向の生徒には
コロナ禍の登校制限のある状態が
チャンスとなることがあります。
①生活が崩れがちで怠学傾向のある生徒
この不規則な生活のあり方は、簡単にそんな生徒を不登校に陥らせてしまいがちです。
怠学傾向の生徒が欠席を重ね、学校生活に乗り遅れることで本物の神経症的不登校になってしまうのは、よくあることです。
不登校の生徒に対して専門家は、無理をさせず療養することを勧めてくることが多いです。
しかし、神経症的ではない不登校の生徒にも同じ対応をすると、完全に神経症的な状態を誘発しがちです。
まだ健康な部分を残している生徒には、登校を促すことが大切です。
生徒自身も不登校になる不安が大きいと思います。
「このまま行くと、本当に病的になってしまう。ここががんばり時。できるサポートを精一杯するよ」と伝え、作戦会議をします。
モーニングコール・迎え・保健室・適応指導学級・・・。
とにかく登校させます。
登校さえすれば、共感と勇気づけができるのです。
もちろん保護者とはしっかり話し合い、了解を取り付けておく必要があります。
②不登校だった生徒
長い間登校できなかった生徒にとって、実は、短時間登校や分散登校は大きなチャンスです。
登校できていた生徒達にとっても、休校明けは不登校生徒と似た気持ちになっているはずです。
ゆるゆると学校生活を始める雰囲気は不登校だった生徒にとっては、またとない慣らし期間になりました。
私の学級のある生徒は、コロナ休校のおかげで学級復帰ができました。
中3の進路決定の重要な年に学級復帰できたことは、彼の人生への大きな勇気づけになったことでしょう。
非日常のwithコロナは、最初からやり直すのには好機となり得ます。
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