子どもの不登校の裏には【新潟のカウンセリングはハートエステサロン毬穂】 
query_builder 2026/08/23
ブログ
コ

子どもが学校に行きたくない

不登校傾向になると

親は、ことさら母親は

自分の育て方に問題があったのだと

まず最初に自分を責めがちです。


未だに多くの情報に

「母親の態度が」「接し方が」と

書いてあるのが見受けられます。


*****************


私が教員時代34年間

カウンセリングルームを開いて5年

出会ってきた不登校(傾向)の子どもたちは

何かが原因でということよりも

(はっきりとした原因がわかること以外で)

何かを解決するために

その症状を呈していたと考えられます。



Wさんのお子さんは学校は嫌いではないのです。

友達関係で先生との関係で何があったわけではないのです。

だけど、学校の前まで行くと体調がすぐれず

玄関に入ることができません。

そして家に帰ってきてしまうことが時々あります。


がんばって行くのですが

同じ症状になってしまうのです。


********************


Wさんはお子さんとともに毬穂にいらっしゃいました。


お子さんのお気持ちを聴いていくと元気になり

数週間は大丈夫なのですが

またしばらくすると症状が出てきます。


Wさんに

「この症状に理由はないけど目的はあるかもしれませんね。

家族の中で何か解決しなければならないことがあるのが

よくあることなのです。」

と話したところ

「…そうかもしれません」との答え。


次回はWさん一人で来ていただくことにしました。


********************


Wさんは夫婦関係に悩みを抱えていらっしゃいました。

夫に女性の影がありました。

それを気づかぬふりをして我慢を重ねてきたWさん。


お子さんの症状は夫に「家庭を見て」という

シグナルだったのかもしれません。


*******************


Wさんは子どもがそこまで頑張ってくれていることを知り

夫に疑問をぶつけました。

ふらふらしていた夫は家族の大事な時期に

やっと気づいたのです。


Wさんはお子さんの症状により

夫に本心を表現することができました。

それにより夫の目が覚めました。


家族の危機をお子さんが救ったと言える

そんな出来事ではないでしょうか。



ハートエステサロン毬穂

堀川真理


※プライバシーに配慮し内容を加工しています。



不登校の原因は?

子どもの心が学校から離れるとき、何が起きているのか

不登校は「怠け」でも「甘え」でもありません。 子どもの心が、学校という環境に耐えられなくなったときに起こる “心のSOS”です。

そしてその背景には、 必ず複数の要因が重なっています。

ここでは、不登校の原因を 臨床の視点から分かりやすく整理します。


① 心のエネルギーが不足している

不登校の子どもは、 心のエネルギーが限界まで減っている状態です。

  • 朝起きられない

  • 体が重い

  • 頭が働かない

  • 気力が湧かない

これは怠けではなく、 心身の疲労が蓄積した結果です。


② 人間関係のストレス

学校は「人間関係の密度」が非常に高い場所です。

  • 友だちとのトラブル

  • 仲間外れ

  • いじり・からかい

  • 先生との相性

  • クラスの空気が合わない

こうしたストレスは、 子どもの心を大きく揺らします。


③ 学業のつまずき

勉強のつまずきは、 不登校の大きな要因のひとつです。

  • 授業が分からない

  • 宿題が終わらない

  • テストが怖い

  • 置いていかれる感覚

「分からないまま座っている時間」は、 子どもにとって強い苦痛になります。


④ 生活リズムの乱れ

生活リズムは、心の安定と直結しています。

  • 夜眠れない

  • 朝起きられない

  • 食欲がない

  • 昼夜逆転

生活リズムが乱れると、 学校に行くための“心の土台”が崩れてしまいます。


⑤ 心身の不調(不安・抑うつ・身体症状)

不登校の背景には、 不安・抑うつ・身体症状が隠れていることがあります。

  • 頭痛

  • 腹痛

  • 吐き気

  • 動悸

  • 強い不安

  • 涙が止まらない

これらは「行きたくない」ではなく、 「行けない」状態です。


⑥ 発達特性(感覚過敏・注意特性・学習特性)

発達特性がある子は、 学校という環境が負荷になりやすい傾向があります。

  • 音や光がつらい

  • 集団が苦手

  • 授業のペースが速い

  • 忘れ物が多い

  • じっと座っているのが苦しい

特性そのものが悪いのではなく、 環境とのミスマッチが不登校につながります。


⑦ 家庭環境の変化・ストレス

家庭の状況は、子どもの心に大きく影響します。

  • 親の仕事の変化

  • 家庭内の不和

  • きょうだい関係

  • 引っ越し

  • 親の体調不良

家庭のストレスが強いと、 学校に向かうエネルギーが残らなくなります。


⑧ 子ども・保護者・学校で「見えている原因」が違う

不登校の難しさは、 原因の認識が三者でズレることです。

  • 子ども → 人間関係・先生との関係

  • 保護者 → 心身の不調・生活リズム

  • 学校 → 学業不振・無気力

このズレがあるため、 原因が見えにくくなります。


⑨ 不登校は「複合要因」で起きる

不登校は、 ひとつの原因で起きることはほとんどありません。

  • きっかけ要因

  • 背景要因

  • 心の保護因子の不足

これらが重なったとき、 子どもの心は学校から離れます。


まとめ

不登校の原因は、 ひとつではなく、複数の要因が重なった結果。

  • 心のエネルギー不足

  • 人間関係のストレス

  • 学業のつまずき

  • 生活リズムの乱れ

  • 心身の不調

  • 発達特性

  • 家庭環境

  • 三者の認識のズレ

これらが積み重なったとき、 子どもの心は「学校から距離を取りたい」と感じます。

不登校は、 子どもの心が自分を守るために選んだ“安全行動”なのです。


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