夏休みが終わりました。
不登校傾向が一番出やすい時期です。
もともと不登校傾向だった子ども。
夏休み前がんばったけれど
とうとう力尽きた子ども。
それでも期間の変わり目は
回復のチャンスだったりもします。
とにかく不登校対策は初期対応が大事です。
様子を見ているうちに1週間休んだら
長期化する可能性は大きいのです。
理由のはっきりしない休みが続いたら
3日のうちに子どもの心にアクセスすることが大事です。
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春から時々登校支援をしているYさん。
夏休み明け調子がやはり悪いようで
連絡が入りました。
電話で「〇時に着くよ、準備していて」
と伝えるとちゃんと待ってます。
「今日はおじいちゃんの月命日で
お坊さんが来るから長く話聴けないんだ」
と伝えると
「なまなまさんが来るの?」と。
思わず笑っちゃいました。
Yさんは当然のように学校に入り
勇気を出して教室に向かいました。
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どうして真理さんだと登校できるの?
よく訊かれることです。
自分のことなのではっきりはわからないですが
腫れ物に触るように接していないこと
素手で優しく時に強く心に触っている
そんな気がしています。
違う言葉で言うと遠慮していない。
もっと悪くなったらと恐れない。
自分の本心を隠さない。
子ども扱いしない。
対等に話をしている。
簡単なようで難しいかもしれません。
なぜなら日本の社会は役割の自分で
動いていることが多いから。
「自分自身」で考え表現し動くこと
それに慣れていない方が多いのではないでしょうか。
***************
私は師・深山富男氏に出会って32年
ずっと「真理」で生きることに努めています。
深山富男氏に導かれました。
役割ではなく自分自身で生きることが
多くの問題を解決する鍵であったことは
32年間の私の人生が物語っています。
ハートエステサロン毬穂
堀川真理
※プライバシーに配慮し内容を加工しています。
不登校支援──どうして登校できるようになるの?
子どもの心が再び学校へ向かうまでのプロセス
不登校支援をしていると、 「どうしてあの子はまた学校に行けるようになったの?」 「何がきっかけだったの?」 と聞かれることがあります。
でも実際には、 “ひとつのきっかけ”で登校できるようになるわけではありません。
子どもの心がゆっくり整い、 学校との関係が少しずつ変わり、 安心が積み重なった結果として、 登校という行動が自然に生まれます。
ここでは、そのプロセスを分かりやすくまとめます。
① 「安心できる場所」ができる
不登校の子がまず必要とするのは、 学校ではなく“安心できる場所”です。
家
カウンセリング
フリースクール
保健室
オンラインの場
信頼できる大人との関係
安心できる場所ができると、 心の緊張がゆっくりほどけていきます。
安心が整うと、 「学校」という選択肢が再び視界に入るようになります。
② 「自分の気持ちを言える相手」ができる
不登校の背景には、 言えなかった気持ちが必ずあります。
怖かった
恥ずかしかった
つらかった
期待に応えられなかった
友だち関係がしんどかった
先生に言えなかった
この気持ちを言える相手ができると、 心の負荷が大きく減ります。
気持ちを言えるようになると、 「学校に行けない自分」への罪悪感も軽くなり、 登校へのハードルが下がります。
③ 「学校との距離」が適切になる
不登校の子は、 学校との距離が近すぎて苦しくなっています。
支援では、まず距離を広げます。
別室登校
保健室登校
放課後だけ行く
先生と短い面談だけする
校門まで行く
学校の近くまで散歩する
距離が適切になると、 学校が“敵”ではなく“選べる場所”になります。
④ 「できることから始める」経験が積み重なる
不登校支援では、 「全部できるようになる」ことを目指しません。
朝起きられた
家を出られた
学校の近くまで行けた
先生と話せた
5分だけ教室に入れた
こうした小さな成功体験が積み重なることで、 心のエンジンが静かに動き始めます。
⑤ 「学校側の理解」が整う
子どもが登校できるようになる背景には、 学校側の理解と調整が必ずあります。
先生の関わり方が変わる
プレッシャーを減らす
子どものペースを尊重する
クラスの環境を整える
無理に戻さない
子どもの“居場所”をつくる
学校の空気が変わると、 子どもは安心して戻れるようになります。
⑥ 「自分のペースでいい」と思えるようになる
不登校の子は、 「みんなと同じようにできない自分」を責めています。
支援では、 「あなたのペースでいい」 という感覚を育てます。
この感覚が育つと、 登校は“義務”ではなく“選択”になります。
選択になった瞬間、 子どもは自分の意思で動けるようになります。
⑦ 「学校以外の価値」が育つ
不登校支援では、 学校だけに価値を置きません。
好きなこと
得意なこと
家でできること
オンラインでできること
人との関わり方
自分の世界
学校以外の価値が育つと、 心の土台が安定します。
土台が安定すると、 学校に戻ることが“怖い選択”ではなくなります。
⑧ 登校は「結果」であり「目的」ではない
不登校支援の本質は、 登校を目的にしないこと。
心が整い、 安心が積み重なり、 学校との関係が変わり、 自分のペースが守られた結果として、 登校という行動が自然に生まれます。
登校は「ゴール」ではなく、 心が回復した“結果”です。
まとめ
不登校の子が登校できるようになる理由は、 安心 × 関係 × 距離 × ペース × 学校の理解 この5つが整うから。
安心できる場所ができる
気持ちを言える相手ができる
学校との距離が適切になる
小さな成功体験が積み重なる
学校側の理解が整う
自分のペースでいいと思える
学校以外の価値が育つ
これらが揃ったとき、 子どもは自然に前へ進みます。
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