【新潟 カウンセリング】 中学生が相談に来るとき⑥
query_builder 2021/08/28
ブログ
さ

<先生は話を聴いてくれる>


1 まずはひたすら受け止める


相談に訪れた生徒のことはまず、丸ごと受け止めます。

「よく来てくれたね」という気持ちで、

表情や態度言葉、声の調子にも表します。

そして、「どうしたの?心配しているよ」というメッセージを伝えます。 

具体的には
「よく来たね」
「何があったか話してみて」
という話し方です。


生徒が話し続ける時は、話を遮らず

一息つくまでひたすら一生懸命聴き続けます。

「あいづち」「うなずき」「アイコンタクト」など、

言葉ではなく全身で表します。

ノンバーバル全開です。

生徒とチューニングをあわせるのです。


 
2.チューニングをあわせる


生徒の気持ちをキャッチするときに、

生徒との波長を合わせるチューニングは大切です。

生徒のチャンネルにアクセスできないと、始まらないからです。

チューニングとは表情や声のトーン、雰囲気等を共有することです。


生徒(机に伏せて)「超、むかつく!!」
教師(隣に伏せて)「どうしたの?」
生徒「だって○○が・・・。」
教師「それってこういうことで超むかつく?」
生徒「そう!!」


ここまでくるとしめたもので、

生徒は回線を開けていろいろなことを話し出します。

生徒が言葉で伝えてくれれば対応は比較的容易になります。


この状態にするところで苦戦してしまうことが少なくないと思います。

「姿勢を正しなさい」

「むかつくなどという言葉をつかってはいけない」などと、

回線を閉ざすかかわりをしてしまいがちです。

回線がつながらなくては次のステージには上がれないのです。


(続く) 中学生が相談に来るとき⑦


NEW

  • グループフラワーワーク【新潟 カウンセリング】 

    query_builder 2025/02/18
  • オキシトシンを増やしましょう【新潟 カウンセリング】 

    query_builder 2025/02/18
  • 休む時は休もうね【新潟 カウンセリング】 

    query_builder 2025/02/14
  • ムカムカする気持ち【新潟 カウンセリング】 

    query_builder 2025/02/13
  • 心や感情は薬で治る?【新潟 カウンセリング】 

    query_builder 2025/02/09

CATEGORY

ARCHIVE