【新潟 カウンセリング】 中学生が相談に来るとき⑧
query_builder 2021/08/31
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し

<相談になんて行くかよ!>



1.興奮している生徒


もちろん、素直に相談に訪れる生徒ばかりではありません。

むしろそのような生徒は少数派です。

相談が必要だと感じる生徒ほど、自分からは相談には来ません。


そのような生徒には、困った時や興奮している時に

介入することが多くなるでしょう。


たとえば、 生徒が混乱したり暴れたりしているとします。

そんな時それを鎮めようとすることは

さらなる行動のエスカレーションの誘因になります。


そんな時に必要なのは、多少暴れても泣いてもいい部屋です。

そこで気持ちが収まるまで自由にさせ、

けがをしないように見守ります。


*****************************


ある生徒が興奮して担任教師につかみかかりました。

通りかかった私はその生徒とラポートがあったので、

引き離し空き教室に入れました。


なおも椅子や机を蹴って暴れるA。

「もうやってらんない!」と言いながら蹴飛ばしているAに、

「止めなさい」とは言いませんでした。

代わりにこう言いました。

「気が済むまで蹴っていいよ。壊さない程度にね」。


するとAは急に暴れることを止め、泣き出しました。

「先生、反則だよお。もっと蹴っていいなんて言われたら、

もう蹴れないよお・・・」


それからAは何があったのか、何が悔しかったのか話し始めました。


教育相談(話を聴くこと)以前に、大切な態度があります。

相手に関心を寄せること。

「仕事」ではなく「仲間」として生徒に関心を寄せることです。


こちらがどんな気持ちで接しているのかは、

敏感な生徒にははっきりと伝わります。

「困ったやつだな」

「嫌な場面に出くわしてしまった」

「怖い」

「こいつは悪いやつだ」

「早く興奮を収めなくちゃ」


また、「どうしたの?心配してるよ」

「自分を傷つけちゃダメ」

「大変なことがあったんだね」など、

言外の気持ちは隠しきれないものです。

「技術」以前の「構え」です。


(続く) 中学生が相談に来るとき⑨




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