最後はいつも私がフラれて
とてもとても苦しい思いで
恋愛が終わるのです。
相手からいつもアプローチがあるのに…
Hさんは泣きながら話してくれました。
今回の恋愛も相手から近づいてきたのに
だんだん大事にされていない感じになり
連絡も間隔が空くようになり
最後には「好きな人ができた」と。
******************
Hさんは「嫌われたくない」という思いが強くなり
だんだん相手がどう思っているか顔色を読むようになり
相手の意向に無理して合わせてしまう…
そして最後はいつもこんな感じで大きく傷つく。
それはHさんの「見捨てられ不安」から来ていました。
*******************
交流分析の「自我状態理論」を説明し
CP(コントロールペアレンツ)と
AC(アダプテッドチャイルド)の関係を知ってもらい
「子どものころ見捨てられたくなくて
顔色を読んでいた人はいませんか?」
と問いかけると、たいていの人は
家族の中の誰かの名前を答えてくれます。
Hさんは父でした。
機嫌のいい時は優しいが
どのタイミングでキレるかわからない
怒らせないように
機嫌を悪くさせないように
家族で気を遣って生活していたといいます。
*****************
Hさんは交際相手の中に父を見ていたのでしょう。
(交流分析では「父の顔を貼り付ける」と言います)
Hさんは知らず知らず自分を
こと恋愛関係において
ACの自我状態に置いてしまいます。
そして相手のCPを誘発してしまう。
*********************
この関係は「ゲーム」の関係です。
おなじみの交流が続き最後には
おなじみの嫌な気分の報酬を受け取る。
典型的は「泥棒と警官ゲーム」のようです。
*********************
この理論にいたく納得したHさんは
ACの自分からの脱却を決意しました。
彼氏に言いたかったこと
学生時代の友人に言いたかったこと
父に言いたかったこと
サイコドラマで処置をして
「スッキリしました!!」と
ガッツポーズを見せてくれました。
「私はこれから貴婦人で生きていきます!」と
力強い言葉を残してカウンセリングを終結しました。
がんばれ、Hさん!!
「貴婦人」については次回の記事で触れますね。
ハートエステサロン毬穂
堀川真理
※プライバシーに配慮し内容を加工しています。
いつもフラれてしまうのはなぜ?
関係の“間(あいだ)”が崩れる瞬間を見つける
「またフラれた…」 「どうしていつも同じ終わり方になるんだろう」 「私の何がいけないの?」
そう感じるとき、 自分を責める必要はありません。
恋愛が続かない理由の多くは、 性格ではなく“関係の力学”が崩れる瞬間があるから。 そのパターンを静かに見つめることで、恋愛は驚くほど変わります。
🌱 よくある「フラれやすいパターン」
以下は、恋愛心理学や臨床の現場でよく見られる“関係が崩れやすいポイント”です。
① 相手のすべてを知ろうとしすぎる
「昨日は誰といたの?」 「なんで返信遅いの?」 「今何してるの?」
知りたい気持ちは自然ですが、 度が過ぎると“尋問”に感じられ、距離が一気に縮まりすぎることがあります。 相手のプライベートに踏み込みすぎると、信頼関係が壊れやすくなります。
② 感情のアップダウンが激しい
さっきまで笑っていたのに、急に不機嫌になる。 「怒ってる?」と聞かれても「別に」としか言えない。
この“感情のジェットコースター”は、 相手にとって精神的な負荷になります。 感情の調整機能が一時的に低下していると、 小さな刺激でも気分が大きく動きやすくなることが知られています。
③ 受け身すぎて「与える」が少ない
「愛されたい」 「大切にしてほしい」 「もっと構ってほしい」
求める気持ちが強くなるほど、 相手は“重さ”を感じやすくなります。
恋愛は「与え合う関係」。 自分が何を与えられているかを見つめることが、関係の安定につながります。
④ 自分の気分が相手に強く影響してしまう
気分の波が激しいと、 相手は「いつ地雷を踏むか分からない」と感じてしまいます。
感情の波は性格ではなく、 睡眠不足・ストレス・生活リズムの乱れなどで調整機能が低下しているサインでもあります。
⑤ 相手選びの段階で“関係が続かないタイプ”を選んでいる
恋愛研究では、 「飽きやすい」「長期的な関係に興味がない」タイプの人は、 突然フラれるケースが多いことが指摘されています。
つまり、 あなたが悪いのではなく、選んだ相手が“続かないタイプ”だった可能性も高いのです。
🌿 フラれやすさを変えるための“関係の整え方”
① 自分の感情の波を「見える化」する
感情の波は悪いことではありません。 ただ、波が大きいと恋愛の距離感が乱れやすくなります。
感情に名前をつける
気分の変化を記録する
五感に意識を戻す(グラウンディング)
これらは、感情の調整機能を整える方法として研究でも効果が示されています。
② 距離を詰めすぎない
恋愛初期は、 「もっと知りたい」「もっと近づきたい」と思いがちですが、 距離が急に縮まると相手は負荷を感じます。
“ゆっくり近づく”ことが、 関係の安全性を高めます。
③ 「与える」ことを少し増やす
恋愛は交換ではなく、循環です。
相手の話を丁寧に聞く
小さな気遣いをする
感謝を言葉にする
これだけで、関係のバランスが整います。
④ 自分の恋愛パターンを知る
「いつも同じ終わり方になる」 これは、あなたの魅力ではなく、 恋愛の“クセ”が繰り返されているサインです。
クセを知るだけで、恋愛は大きく変わります。
🌸 最後に
「いつもフラれる」のは、 あなたの価値が低いからではありません。
恋愛は、 心のクセ × 距離感 × 相手選び この3つの組み合わせで決まります。
どれか一つを少し整えるだけで、 恋愛は驚くほど安定し、 “続く関係”が自然と育っていきます。
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