きっかけは
そんなにたいしたことじゃないんです。
自分でも
なぜこうなっているのかわからないのです。
そう話してくれたTさん。
****************
Tさんは大学2年生。
春に知り合った友達に
理由もわからず無視されたころから
体調を崩すようになり
大学も休みがちになりました。
そんなに大切な友達ではないのに
こんなに体調が悪くなるなんておかしい。
それだけが原因じゃないはずだと
毬穂のカウンセリングルームを訪れました。
***************
話をじっくり聴いていると
小学校のころから自分の気持ちは後回しで
友達の気持ちを聴いて、その間のつなぎ役を
ずっとしてきたことがわかりました。
「空気を悪くしない」
「ぶつかったりせず穏やかに」
幼少時の家族の間でも
そうふるまっていたことに
Tさんは気づいていきます。
大学も浪人しないように
家族に迷惑をかけないように
確実に受かる第2希望を受験しました。
***************
Sさんは自分の本当の欲求を
我慢してきたことに気づきました。
「私、留学したいことも我慢しようとしていました」
それだけはあきらめないと決心して
笑顔でカウンセリングルームを後にしました。
ハートエステサロン毬穂
堀川真理
※プライバシーに配慮し内容を加工しています。
それだけはあきらめない!
心の奥でそっと灯る、小さな火を守るということ
生きていると、 どうしても「もう無理かもしれない」と感じる瞬間があります。
頑張ってきたのに結果が出ないとき。 人間関係で傷ついて、心がしぼんでしまったとき。 未来の見通しが立たず、足元がぐらつくとき。
そんな時、私たちはつい 「全部をあきらめたほうが楽なのかもしれない」 と考えてしまいます。
でも—— 心が本当に求めているのは、 大きな希望でも、完璧な計画でもありません。
“これだけはあきらめない”と決める、たったひとつの芯。
その一点が、暗い夜に灯る小さな火になります。
① あきらめないのは「全部」じゃなくていい
人は、全部を抱えようとすると折れてしまいます。
全部頑張る
全部うまくやる
全部耐える
これは、心にとって重すぎる荷物です。
必要なのは、 「これだけは守りたい」という一点だけ。
その一点があると、 他のことを手放しても、 自分の軸は失われません。
② あきらめない“一点”は、人によって違う
誰かの正解ではなく、 あなた自身の心が選ぶものです。
自分を大切にすること
誰かを守りたい気持ち
好きな仕事を続けること
心の誠実さ
小さな幸せを見つけること
自分のペースを守ること
どれも立派な「一点」です。
大切なのは、 その一点があなたの人生の核になっているかどうか。
③ あきらめない一点があると、折れない
人生は波があります。 うまくいく時もあれば、 どうにもならない時もあります。
でも、 “これだけはあきらめない”と決めている人は、 どれほど揺れても、 必ず元の自分に戻ってこられる。
それは、 心の中に帰る場所があるからです。
④ あきらめない一点は「小さくていい」
大きな夢じゃなくていい。 壮大な目標じゃなくていい。
むしろ、 小さな一点のほうが折れにくい。
今日も呼吸を整える
自分を否定しない
ひとつだけ丁寧にやる
誰かに優しくする
自分の感情を無視しない
こうした小さな一点が、 人生を静かに支えてくれます。
⑤ あきらめない一点は、あなたを強くする
強さとは、 「折れないこと」ではなく、 折れそうな時に戻る場所を持っていること。
その場所が、 “あきらめない一点”です。
人は、 守りたいものがあると強くなれます。 どれほど疲れていても、 その一点があるだけで、 もう一度立ち上がる力が湧いてきます。
まとめ
「それだけはあきらめない」という言葉は、 あなたの人生の核を守る宣言です。
全部を抱えなくていい
あきらめない一点は人それぞれ
小さな一点でいい
その一点が心の帰る場所になる
折れそうな時に、もう一度立ち上がれる力になる
人生の波に揺れながらも、 あなたが守りたい“一点”を抱えて進む姿は、 とても美しく、力強いものです。
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