不安障害の方に【新潟のカウンセリングはハートエステサロン毬穂】 
query_builder 2026/06/18
ブログ
ソ

不安な気持ちは誰でも感じます。

ただその考えが思考のほとんどを占め

生活に影響が出てしまっている

不安を回避するために

行動が制限されている


こうなるとそれは放っておけない

状態になっている可能性が出てきます。


**************


Uさんは近所で火事が起こってから

自宅が火事になるのではないか

近隣の家事に巻き込まれるのではないか

そう考えて過剰な火の始末の確認が始まりました。

隣の家も気になって確認したい衝動にかられます。


心療内科に行って薬は出たものの

運転をしなければならない仕事柄

薬を飲むと眠くなって飲むことができません。

漢方薬は出ていますが効いているのかどうか。


**************


そんな状態で毬穂にいらっしゃいました。

不安障害と診断されているのに服薬ができない。

大変不自由な状態でした。


まずUさんのお気持ちを傾聴しました。

どんな小さなことでも

今まで語ったことのない出来事

その時の感情をつぶさにお聴きしました。


話が進んでいくと

やはり小さかった時の出来事が

涙とともに語られるのです。


Uさんの家庭では

父親のアルコールの問題がありました。

誰にも話せなかった話したくなかったと

Uさんは涙ながらに話してくれました。


サイコドラマ的に処置し

Uさんはたくさん涙と感情が溢れました。


**************


Uさんの症状はだいぶ軽くなりました。

それでも時々強い衝動がぶり返すそうです。


これからはACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)のアプローチをしようと考えています。


Uさんだけでなく

実は多くの人は(私も)

不快な感情や思考に支配されやすいのです。

それを取り除こうとしない。

あるものとして抱えていく。


小さかったUさんはそれがすべてだったけれど

成人したUさんはもっと価値ある行動を目指しています。

その感情はなくならないけどそこにいてね。


目立たなくなればだいぶ楽になると思います。


ハートエステサロン毬穂

堀川真理


※プライバシーに配慮し内容を加工しています。



不安障害の方へ

不安と共に生きるための、やさしい心の整え方

不安障害は、 「不安が強すぎるからダメ」なのではなく、 心がとても繊細で、危険を早めに察知する力が強いという特徴です。

その繊細さは、本来は長所です。 ただ、疲れが重なると、 その“繊細なセンサー”が過敏になり、 日常の小さな刺激にも反応してしまうことがあります。

ここでは、不安障害の方が 少しでも安心して過ごせるように、 心の扱い方をやさしくまとめます。


① 不安は「異常」ではなく、心の防御反応

不安障害の方は、 危険を察知する力がとても強いです。

  • 体の反応が早い

  • 未来のリスクを素早く想像する

  • 周囲の空気を敏感に感じ取る

これは、 心があなたを守ろうとしている反応です。

「また不安になってしまった…」 と責める必要はありません。


② 身体の反応を整えると、不安は必ず弱まる

不安障害の不安は、 “思考”よりも“身体”が先に反応しています。

  • 呼吸が浅くなる

  • 心臓がドキッとする

  • 手足が冷える

  • 胸がざわつく

この身体反応を整えることが、 不安障害のケアではとても大切です。

● 今日できること

  • ゆっくり長く吐く呼吸

  • 温かい飲み物を飲む

  • 首の後ろを温める

  • 肩を後ろに回す

  • 足裏を床にしっかりつける

身体が落ち着くと、 心も必ず落ち着いていきます。


③ 「不安の波」は必ず引く

不安障害の方は、 不安が来ると「このまま続くのでは」と感じやすいです。

でも、不安は波です。 どれほど強くても、 必ずピークを過ぎて弱まります。

波が来たら、 「今は波の時間」 と理解するだけで、 少し楽になります。


④ 不安を“言葉にする”と、扱えるようになる

不安障害の方は、 不安が曖昧なまま心を占領しやすい特徴があります。

名前をつけることで、 不安は「扱えるもの」に変わります。

  • ざわざわ

  • 未来が怖い

  • 体が緊張している

  • なんとなく不安

  • 人間関係の心配

言葉にするだけで、 不安の強度は必ず下がります。


⑤ 「安心のルーティン」をつくる

不安障害の方は、 安心できる“型”があると心が安定します。

● 安心ルーティンの例

  • 朝に白湯を飲む

  • 同じ音楽を流す

  • 香りを決めておく

  • 夜は照明を少し落とす

  • 寝る前に深呼吸を3回

小さなルーティンが、 心の安全基地になります。


⑥ 不安の裏には、必ず“本当の気持ち”がある

不安障害の不安は、 しばしば「二次感情」です。

その奥には、 もっと大切な気持ちが隠れています。

  • 悲しさ

  • 怖さ

  • 孤独

  • 期待が裏切られた痛み

  • 自分を守りたい気持ち

不安を通して、 心が「本当の気持ちを見てほしい」と 訴えていることがあります。


⑦ 不安障害の自分を責めない

不安障害は、 あなたが弱いから起きているのではありません。

むしろ、 繊細で、優しくて、感受性が豊かだからこそ起きる反応。

その繊細さは、 人の気持ちを理解したり、 細やかな気配りができたり、 深い共感力につながる大切な力です。

不安障害は「欠点」ではなく、 あなたの特性のひとつです。


まとめ

不安障害の方に必要なのは、 不安を消すことではなく、 不安と共に生きられる“安心の土台”をつくること。

  • 不安は防御反応

  • 身体を整えると心が落ち着く

  • 不安の波は必ず引く

  • 言葉にすると扱える

  • 安心ルーティンが心の基地になる

  • 不安の奥には本当の気持ちがある

  • 自分を責めない

これらを少しずつ積み重ねることで、 不安障害の方の心は、 ゆっくりと、確実に穏やかになっていきます。




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